微小粒子状物質(PM2.5)調査


微小粒子状物質(以下、「PM2.5」といいます。)調査は、県内14地点に設置した常時監視局によるPM2.5の動向を探る調査です。真岡市に設置したエアサンプラーを用いて、四季ごとに二週間検体を捕集し、成分分析を行うことでPM2.5の特性や発生源に対する調査を行います。加えて、真岡市役所においてPM2.5濃度が高濃度となった日について、イオン成分分析を行い、高濃度化要因について解析を実施しています。 (高濃度:10時から翌朝10時までのPM2.5質量濃度の日平均値が25μg/m3以上)

PM2.5とは

PM2.5は、大気中に浮遊する2.5 μm以下の微細な粒子です。
 非常に微小な粒子であるため、呼吸器系の深部まで到達しやすく、呼吸器系、循環器系などへの健康影響が懸念されています。

GC-MSと大気濃縮装置の写真 GC-MSと大気濃縮装置の写真

PM2.5の環境基準

PM2.5には環境基準が設定されていて、1年間の平均値が15μg/m3以下、かつ一日の平均値の98%タイル値が35μg/m3以下となっています。栃木県では14箇所でPM2.5濃度を自動測定していますが、平成27年度以降は環境基準を達成しています。

PM2.5の環境基準
1年平均値が15μg/m3以下かつ、1日平均値(年98%タイル値)が35μg/m3以下

PM2.5の分析の様子


真岡市に設置したエアサンプラー


GC-MSと大気濃縮装置の写真 GC-MSと大気濃縮装置の写真 GC-MSと大気濃縮装置の写真

PM2.5調査の内容

 内容
  (1)PM2.5の濃度や成分について
  (2)発生源について
  (3)高濃度化する要因について

(1)PM2.5の濃度や成分

  @濃度
  ・常時監視地点(14箇所)
  A成分調査
  ・真岡市(真岡市役所屋上)
  ・各季節で14日間ずつ
  ・項目
   (質量濃度,イオン成分,炭素成分,金属成分)

(2)発生源の解析

  ・CMB法

(3)高濃度化要因

   @日平均値が25μg/m3以上
   ・真岡市, 通年
   ・イオン成分と常監データ
   A時間値が70μg/m3以上
   ・通年
   ・イオン成分と常監データ