酸性雨調査


調査の概要

日本における酸性雨問題は、昭和40年代後半頃から社会問題化し、さまざまな調査が実施されてきました。また平成3年度からは、その広域汚染の実態を把握するため、酸性雨に関する全国調査が実施されています。

栃木県では独自のモニタリング調査として、昭和60年度からろ過式採取装置を用いた酸性降下物調査を実施してきました。平成15年度からは、雨水中に溶解している物質について把握するため、宇都宮市下岡本町において、さらに平成20年度からはそれに加えて日光市及び小山市において、湿性沈着調査を行っています。

調査の様子

湿性沈着量調査

自動雨水採水器

雨水を感雨雪器で感知し、自動的に蓋を開閉して、雨水を採水するこができます。

自動雨水採水器の写真

酸性降下物量調査

ろ過式採取装置

大気中の降下物と雨水に溶けている降下物の両方を一度に集めることができます。

ろ過式採取装置の写真

金属腐食調査

金属腐食調査は、銅板を屋内(百葉箱)と屋外に設置し、降雨による重量の増減を確認する調査です。

百葉箱
百葉箱の写真
百葉箱の内部
百葉箱の内部の写真
屋外に置かれている銅板
屋外に置かれている銅板の写真

分析に使用している機器

イオンクロマトグラフ

雨水に含まれているイオン成分の分析を行います。

イオンクロマトグラフの写真
pH・EC計

雨水のpH(水素イオン濃度)とEC(電気伝導度)分析を行います。


湿性沈着量調査について、さらに詳しく知りたい方はこちら(酸性雨モニタリング手引書集)【環境省ホームページ】から「湿性沈着モニタリング手引き書」をごらんください。




保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。