水生生物調査


栃木県では、昭和59年度から川にすむ生きものを調べて水質を評価する水生生物調査を毎年行っています。

水生生物調査とは

川の中にはたくさんの生物がすんでいます。その中でもとくにカゲロウやカワゲラなど、川の底にすんでいる生きものは、水のきれいさの程度(水質)を反映しています。したがってどのような生き物がすんでいるか調べることによって、その地点の水質を知ることができます。このような調査を水生生物調査といいます。

理化学的水質判定と生物学的水質判定

「理化学的水質判定」は水を採取し直接化学的分析をして判定する方法(窒素やりんの量なども理化学的な分析項目に入ります。)で、河川の水質を調べるために一般的に行われています。この方法は、測定する項目について数値としてみえるので、汚れの原因物質が明らかになるため発生源の究明やその対策にも有効です。しかし、この方法では、水を採取した時点の水質しか判定できません。したがって、刻々と変化する河川の水質変化を長期間に渡って比較するのは、継続的な調査を必要するために困難です。また、分析を行った項目以外の情報を知ることはできません。

これに比べて「生物学的水質判定」は生きものを使って水質を判定する方法をいい、水生生物調査ではこの判定方法を使います。川の中のすむ生きものが生きてきた期間の総合的な水質を判定することができ、長期間にわたる水質の変化をみるのに適しています。また、理化学的な分析項目以外に生物に影響を与える物質が存在した場合、調査結果に反映されることもあり、分析項目以外の汚染物質の存在を把握できることもあります。このように「生物学的水質判定」は「理化学的水質判定」を補うことができるため、多くの都道府県や市町村で実施されています。

調査方法

本県では平成18年度から全国公害研協議会環境生物部会:「大型底生動物による河川水域環境評価のための調査マニュアル(案)」による調査方法を採用しています。

調査結果

検査結果についてはこちら(外部サイト(栃木県公式ホームページ)内「栃木県水質年表)をごらんください。

用語解説




保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。