調査方法


本県では平成18年度から全国公害研協議会環境生物部会:「大型底生動物による河川水域環境評価のための調査マニュアル(案)」による調査方法を採用しています。


採集方法   キック・スイープ法

河川の底生動物の採集方法で、Dフレームネットを川底に置き、その上流側の石を蹴ることで流れてくる石表面や底にいた生物を捕まえる方法です。同じ場所で蹴り続けるのではなく、一定時間内に場所を変え移動しながら蹴り集めます。当センターでは一分間×3回(計3分)のキック・スイープ法により生物を採集する方法を採用しています。

評価方法  スコア法 ―平均スコア値(ASPT値)

Dフレームネットを用いたキック・スイープ法で生物を採集し、生物の同定は科(一部は綱)まででとどめ、あらかじめスコア(点数)を決めておいた指標種の生きものの出現状況により、平均スコア値(ASPT値)を算出して河川水環境の評価をします。平均スコア値は1から10までの値をとり、10に近いほど汚濁の程度が少なく、自然状態に近いことを示します。この値は、河川の水質状況に加え、周辺環境もあわせた総合的な河川の環境の良好性を相対的に表す指標となっています。平成18年度からこのASPT値による評価を採用しています。 キックス・イープ法のイラスト

全国水生生物調査

国土交通省及び環境省により平成11年度に定められた調査法です。


あらかじめ選定された30種の指標生物の出現状況を調べ、見つかった指標生物のうち数が多かった上位から2〜3種類を2点、その他を1点として合計し、合計点が最も大きい水質階級を、その地点の水質階級とするものです。この調査は、一般住民や児童・生徒等の河川の環境問題への関心を高める良い機会であり、参加団体からは、環境を考えながら自然と親しめ、貴重な体験ができると好評の簡易調査です。





保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。