湯ノ湖における沈水植物調査


コカナダモは北米産の沈水植物(水中で生育する植物)で、湯ノ湖では昭和48年頃から生育が確認されています。このコカナダモは、水面に達するほどよく生育するため、釣り船の邪魔になったり、切れ藻が腐って悪臭を発するなど、問題が生じています。

このコカナダモを刈り取って外に出してしまうことで、これらの問題を解決するとともに、コカナダモと一緒に水質悪化の原因となる窒素やりんも取り除けることから、水質向上を図ることを目的として、県では、平成10年から、コカナダモの刈り取りを行っています。

保健環境センターでは、コカナダモの刈り取りに当たり、コカナダモのほか、ヒメフラスコモなど絶滅危惧種を含む沈水植物の生育状況を調査しています。

調査方法

沈生植物の同定は、水中カメラと目視により行います。また、沈生植物の草丈や生育範囲は、ソナーを装備した船で湖を航行することで把握します。

調査の様子の写真

調査結果

これまでの調査結果を比較すると、平成14年以降、コカナダモは減少してきており、在来種の増加が見られます。

昭和63年、平成14年、平成19年の調査結果の図 平成21年、平成24年、平成28年の調査結果の図
平成22年の調査では、昭和11年以降、本県では生育が確認されていなかった準絶滅危惧種である「ヒメミズニラ」を73年ぶりに再発見しました。
ヒメミズニラの写真
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保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。