用語解説(水生生物調査)


スコア

スコア法で用いられる点数(スコア)。当センターで使用しているものを表1に示しました。


表1 スコア表
目名(綱名) 科名 スコア
カゲロウ目 Ephemeroptera フタオカゲロウ科 Siphlonuridae
チラカゲロウ科 Isonychiidae
ヒラタカゲロウ科 Heptageniidae
コカゲロウ科 Baetidae
トビイロカゲロウ科 Leptophlebiidae
マダラカゲロウ科 Ephemeridae
ヒメカゲロウ科 Caenidae
カワカゲロウ科 Potamanthidae
モンカゲロウ科 Ephemeridae
アミメカゲロウ科 Polymitarcyidae
トンボ目 Odonata カワトンボ科 Calopterygidae
ムカシトンボ科 Epiophlebiidae
サナエトンボ科 Epiophlebiidae
オニヤンマ科 Cordulegasteridae
カワゲラ目 Plecoptera オナシカワゲラ科 Nemouridae
アミメカワゲラ科 Perlodidae
カワゲラ科 Perlidae
ミドリカワゲラ科 Chloroperlidae
カメムシ目 Hemiptera ナベブタムシ科 Aphelochieridae
アミメカゲロウ目 Neuroptera ヘビトンボ科 Corydalidae
トビケラ目 Tricoptera ヒゲナガカワトビケラ科 Stenopsychidae
カワトビケラ科 Philopotamidae
クダトビケラ科 Psychomyiidae
イワトビケラ科 Polycentropodidae
シマトビケラ科 Hydropsychidae
ナガレトビケラ科 Rhyacophilidae
ヤマトビケラ科 Glossosomatidae
ヒメトビケラ科 Hydroptilidae
カクスイトビケラ科 Brachycentridae 10
エグリトビケラ科 Limnephilidae 10
カクツツトビケラ科 Lepidostomatidae
ケトビケラ科 Sericostomatidae 10
ヒゲナガトビケラ科 Leptoceridae
チョウ目 Lepidoptera メイガ科 Pyralidae
コウチュウ目 Coleoptera ゲンゴロウ科 Dytiscidae
ミズスマシ科 Gyrinidae
ガムシ科 Hydrophilidae
ヒラタドロムシ科 Psephenidae
ドロムシ科 Dryopidae
ヒメドロムシ科 Elmidae
ホタル科 Lampyridae
ハエ目 Diptera ガガンボ科 Tipulidae
アミカ科 Blephariceridae 10
チョウバエ科 Psychodidae
ブユ科 Simuliidae
ユスリカ科(腹鰓あり)Chironomidae
ユスリカ科(腹鰓なし)Chironomidae
ヌカカ科 Ceratopogonidae
アブ科 Tabanidae
ナガレアブ科 Athericidae
ウズムシ目 Tricladida ドゲッシア科 Dugesiidae
ニナ目 Mesogastropoda カワニナ科 Pleuroceridae
モノアラガイ目 Basommatophora モノアラガイ科 Lymnaeidae
サカマキガイ科 Physidae
ヒラマキガイ科 Planorbiidae
カワコザラガイ科 Ferrissidae
ハマグリ目 Veneroida シジミガイ科 Corbiculidae
ミミズ綱 Oligochaeta
ヒル綱 Hirudinea
ヨコエビ目 Amphipoda ヨコエビ科 Gammaridae
ワラジムシ目 Isopoda ミズムシ科 Asellidae
エビ目 Decapoda サワガニ科 Astacidae

大型底生動物による河川水域環境評価のための調査マニュアル(案)1992

戻る

指標生物

川の水に溶けている酸素の量は、水温と水の汚れの程度によって変わり、水温が低いほどたくさんの酸素が溶け、水温が高くなれば溶ける量は小さくなります。また、酸素は水中の植物によっても作られますが、汚れている川では水中に溶けている酸素が細菌等によってたくさん使われることから、酸素の量が少なくなってしまいます。

酸素の量が少なくなるときれいな水にすむ生物はすめなくなり、汚れたところの生物が多く見られるようになります。 このように、水の中に溶けている酸素の量とそこにすむ生物の関係から、その地点にすむ生物を調べることにより、水質など川の環境の状態が分かります。このように川の環境の状態を私たちに教えてくれる生物を『指標生物』といいます。


水質階級

水のきれいさの程度をきれいな水(水質階級1)、少しきたない水(水質階級2)、きたない水(水質階級3)、大変きたない水(水質階級4)の4階級に分け、それぞれの水質階級にすんでいる指標生物(30種類)を表2に示しました。これらの指標生物は、水の汚れに敏感なものの中から、目で見ることができる大きさで、日本全国に広く分布している生物をとりあげています。

表2 水質階級と指標生物の関係
水質階級 指標生物
きれいな水(水質階級1) カワゲラ
ヒラタカゲロウ
ナガレトビケラ
ヤマトビケラ
ヘビトンボ
ブユ
アミカ
サワガニ
ウズムシ
少し汚い水(水質階級2) コガタシマトビケラ
オオシマトビケラ
ヒラタドロムシ
ゲンジボタル
コオニヤンマ
スジエビ
ヤマトシジミ
イシマキガイ
カワニナ
汚い水(水質階級3) ミズカマキリ
タイコウチ
ミズムシ
イソコツブムシ
ニホンドロソコエビ
タニシ
ヒル
大変汚い水(水質階級4) セスジユリカ
チョウバエ
アメリカザリガニ
サカマキガイ
エラミミズ

戻る




保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。