土砂条例に係る有害物質濃度の検査


当センターでは、「土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害発生の防止に関する条例(平成十年十二月)」における安全基準に関する、土砂等の検査を行っています。

ここでは土砂等に含まれる有害金属の溶出試験について簡単にご説明いたします。

有害物質濃度検査の流れ

土砂等の汚染の状況を的確に把握するため、全体面積に応じ定められた数以上の区域を設定します。(例:2ha以上3ha未満→4区域に等分)

試料採取場所の図

1区域から5地点の土壌を採取しますが、区域の中央地点と、中央地点を交点に直角に交わる二直線上の4地点から土壌を採取します。(上図の星マーク地点)

試料を採取している写真

5点の土壌を等量混合し一試料とします。

等量ずつ混合した試料の写真
一試料の図

採取した土壌を風乾します。

風乾前の写真

風乾前

風乾後の写真

風乾後


土塊、団粒を粗砕した後、非金属性の2mmの目のふるいを通過させて得た土壌を十分混合します。

ふるいをかける様子の写真

ふるいをかける様子


試料と水(pH5.8〜6.3)とを重量体積比10%の割合で混合します。

試料を量り取る様子の写真

試料を量り取る。

試料/水体積が10%になるように溶媒を量り取る様子の写真

試料/水体積が10%になるように溶媒を量り取る。


おおむね20℃、1気圧において振とう機で200rpm、6時間連続振とうします。

振とうの様子の写真

得られた試料液を10〜30分静置後、3000rpmで20分間遠心分離した後の上澄み液を孔径0.45mmのメンブレンフィルターでろ過し、ろ液を正確に計り取ります(検液)。

検液の様子の写真

検液中の有機物を分解するために硝酸を添加し、180℃程度の温度のホットプレート上で加熱します。

加熱の様子の写真

定容してICP-MSで各金属濃度を測定します。

濃度測定の様子の写真

詳細はICP-MSのページをご覧ください。

ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析装置)について(サイト内リンク)