アフラトキシンについて

アフラトキシンとは?

1960年に、イギリスで一ヶ月の間に10万羽以上の七面鳥が死ぬ事故がありました。調査の結果、飼料中のピーナッツに生えていたカビが産生した有害物質が原因と分かり、その物質はアフラトキシンと名付けられました。

このように、一部のカビは人や動物に対して有害な化学物質を生み出します。これを「カビ毒」といいます。アフラトキシンも、その一つです。アフラトキシンは10種類以上存在しますが、中でもアフラトキシンB1は、発がん性があることが知られており、天然物でもっとも強力な発がん物質と言われています。


アフラトキシンの検査について

国内では、食品衛生法において、それまでのアフラトキシンB1のみの規制から、一般食品についてアフラトキシンB1、B2、G1、G2の4種類の基準が定められました。当センターでも、この4種類について、輸入ナッツを対象にアフラトキシンの検査を実施しています。法律が改正された平成23年から平成28年度までに検出した事例はありません。


アフラトキシンの検査の流れ

検体をミキサーで粉砕します。

検体をミキサーで粉砕します。

抽出液を加え、ホモジナイザーで更に粉砕します。

抽出液を加え、ホモジナイザーで更に粉砕します。

ろ紙でろ過し、ろ液を取り出します。

ろ紙でろ過し、ろ液を取り出します。

ろ液をカラムで精製します。

ろ液をカラムで精製します。

アフラトキシンを蛍光誘導体化します。

アフラトキシンを蛍光誘導体化します。

蛍光検出器付高速液体クロマトグラフで分析を行います。

蛍光検出器付高速液体クロマトグラフで分析を行います。



保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。