結核・感染症発生動向調査情報について

これは、県庁保健福祉部が平成26年6月12日に県政記者クラブに対し発表した提供資料の内容です。


ダニは春から秋にかけて活動が活発になります。ダニ媒介感染症はワクチンによる予防法がないため、ダニに刺されないよう予防対策を心がけましょう。

  1. 感染性胃腸炎は、前月に比べ報告数が1.27倍とかなり高い水準で推移しています。
    前年同期と比べると、報告数で0.54倍とかなり低い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、やや高い水準で推移しています。
  2. 水痘は、前月に比べ報告数が1.66倍と大幅に高い水準で推移しています。
    前年同期に比べると、報告数で1.20倍とやや高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、やや低い水準で推移しています。

ダニ媒介感染症


疾病名 媒介ダニと潜伏期間 症状 発生動向(平成26年6月11日現在)など
重症熱性血小板減少症候群 マダニ
6〜14日
発熱、倦怠感、食欲低下、嘔吐、下痢、リンパ節腫脹、出血症状 平成23年に中国で発見された感染症で、日本でも平成26年5月7日までに55件(うち20件が死亡)の報告がありましたが、県内での報告はありません。患者の発生は西日本を中心にみられていますが、東日本でも病原体を保有するダニがみつかっているため、注意が必要です。
つつが虫病 つつが虫
5〜14日
39℃以上の高熱、ダニの刺し口、発疹 全国で発生がみられ、昨年は344件、今年は66件の報告がありました。県内では昨年は7件、今年は1件の報告がありました。
日本紅斑熱 マダニ
2〜8日
39℃以上の高熱、ダニの刺し口、発疹 西日本を中心に発生がみられ、全国で昨年は175件、今年は34件の報告がありました。県内では昨年から今年にかけ発生はありません。

夏期に多く発生する感染症

疾病名 原因と潜伏期間 症状 予防対策
腸管出血性大腸菌感染症 大腸菌O157、O26、O111 など
3〜5日間
感染源は患者の便や汚染された食品です。下痢、発熱、腹痛、血便などが見られ、尿毒症や意識障害等の重篤な症状となることもあります。 トイレの後や、調理・食事の前には必ずせっけんで手を洗ってください。生肉を食べることは控え、内部まで十分に加熱(中心温度が75℃、1分以上)して食べるようしてください。
咽頭結膜熱(プール熱) アデノウイルス
5〜7日間
39〜40℃の発熱に始まり、頭痛、のどの痛み、結膜炎をともなう症状が数日間続きます。 手洗いとうがいを励行してください。プールの前後には、シャワー、洗顔、うがいをきちんと行い、他の人とのタオル・ハンカチの貸し借りは避けてください。
ヘルパンギーナ コクサッキーAウイルスなど
2〜4日間
突然の高熱、のどの痛みが現れ、口の中に小さな水ぶくれができ、ただれて痛みをともないます。高熱は38〜40℃で1〜3日続き食欲不振、だるさなどの症状が見られます。 手洗いとうがいを励行してください。他の人とのタオル・ハンカチの貸し借りはさけてください。おむつの交換など便を扱った後は、特に、しっかり手洗いを行ってください。
手足口病 コクサッキーAウイルスなど
2〜3日間
手・足・口の中に水疱性の発しんができ、時にかゆみ、発熱をともなう場合もあります。ごくまれに髄膜炎や心筋炎などを生じることがあります。 手洗いとうがいを励行してください。他の人とのタオル・ハンカチの貸し借りは避けてください。

感染症赤信号・黄信号

関連データ

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