結核・感染症発生動向調査情報について

これは、県庁保健福祉部が平成27年7月9日に県政記者クラブに対し発表した提供資料の内容です。


夏期に多く発生する感染症は、手洗いとうがいによる予防が有効です。日頃から、バランスの良い食事や十分な休養を心がけ、症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。

  1. 手足口病は、前月に比べ報告数が4.12倍と大幅に高い水準で推移しています。
    前年同期と比べると、報告数で22.20倍と大幅に高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、ほぼ同様の水準で推移しています。
  2. 伝染性紅斑は、前月に比べ報告数が1.42倍とかなり高い水準で推移しています。
    前年同期に比べると報告数で5.63倍と大幅に高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、やや高い水準で推移しています。
  3. A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、前月に比べ報告数が1.05倍とほぼ同様の水準で推移しています。
    前年同期と比べると、報告数で1.76倍と大幅に高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、大幅に高い水準で推移しています。

夏期に多く発生する感染症

疾病名 原因と潜伏期間 症状 予防対策
腸管出血性大腸菌感染症 大腸菌O157、O26、O111 など
3〜5日間
全く症状が出ないこともありますが、下痢、発熱、激しい腹痛、血便などが見られ、溶血性尿毒症症候群や脳症の重篤な症状となることもあります。 トイレの後や、調理・食事の前には必ずせっけんで手を洗ってください。生肉を食べることは控え、内部まで十分に加熱(中心温度が75℃、1分以上)して食べるようにしてください。
咽頭結膜熱(プール熱) アデノウイルス
5〜7日間
発熱、頭痛、食欲不振、全身のだるさ、のどの痛み、結膜炎を伴う症状が3〜5日間続きます。基礎疾患がある方、乳幼児、高齢者では重篤化することがあります。 手洗いとうがいを励行してください。プールの前後には、シャワー、うがいをきちんと行い、他の人とのタオル・ハンカチの貸し借りは避けてください。
ヘルパンギーナ コクサッキーAウイルスなど
2〜4日間
突然、高熱、のどの痛みが現れ、口の中に小さな水ぶくれができ、ただれて痛みをともないます。
水分が摂れず脱水症になることがあります。ごくまれに髄膜炎や心筋炎などを合併することもあります。
手洗いとうがいを励行してください。症状が消失した後(4週間程度)も、便の中にウイルスが排泄されますので、排便やおむつ交換後の手洗いを徹底して行いましょう。
手足口病 コクサッキーAウイルスなど
2〜3日間
手・足・口の中に水疱性の発しんができ、時にかゆみ、発熱をともなう場合もあります。ごくまれに髄膜炎や脳炎などを合併することもあります。 手洗いとうがいを励行してください。症状が消失した後(4週間程度)も、便の中にウイルスが排泄されますので、排便やおむつ交換後の手洗いを徹底して行いましょう。

感染症流行の警報・注意報

平成27年6月(23週から26週:6月1日から6月28日)に県内で発生した警報および注意報は次のとおりです。

第23週
(6/1〜6/7)
第24週
(6/8〜6/14)
第25週
(6/15〜6/21)
第26週
(6/22〜6/28)
手足口病 警報
安足
警報
宇都宮市
県東 安足
警報
宇都宮市
県東 安足
警報
栃木県全域
宇都宮市 県西
県東 安足
伝染性紅斑 警報
宇都宮市
県西 県南


関連データ

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