結核・感染症発生動向調査情報について

これは、県庁保健福祉部が平成28年5月19日に県政記者クラブに対し発表した提供資料の内容です。


腸管出血性大腸菌感染症は年間を通じて発生が見られますが、夏から秋にかけて患者数が増加する傾向があります。これから特に十分な注意が必要となりますので、予防対策を心がけましょう。

  1. インフルエンザは、前月に比べ報告数が0.20倍と大幅に低い水準で推移しています。
    前年同期に比べると、報告数で3.25倍と大幅に高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、ほぼ同様の水準で推移しています。
  2. 流行性耳下腺炎は、前月に比べ報告数が0.82倍とやや低い水準で推移しています。
    前年同期と比べると、報告数で3.28倍と大幅に高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、やや高い水準で推移しています。

腸管出血性大腸菌感染症

疾病名 腸管出血性大腸菌感染症
疾病の特徴や症状   腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、O-157を始めとするべロ毒素産生性の腸管出血性大腸菌です。腸管出血性大腸菌に汚染された食品(生肉や野菜など)や水などを介して感染します。また、ヒトからヒトへの二次感染もあります。
  症状がない無症候性の場合もありますが、3〜5日の潜伏期間を経て水様性の下痢、激しい腹痛、血便、嘔吐、高熱などの症状がみられ、ときに重症化(溶血性尿毒症症候群〔HUS〕、脳症等)することもあります。特に、HUSは尿量の減少、血尿、蛋白尿などを起こし、意識障害、神経症状を伴うもので、子供(特に乳幼児)や高齢者では注意が必要です。
疾病の予防対策など   食中毒やヒトからヒトへの二次感染を予防するため、次の予防対策を心がけましょう。
  (1) トイレの後や調理・食事の前には、必ずせっけんで手を洗いましょう。
  (2) 牛肉や鳥肉の刺身など、食肉を生で食べることは控えましょう。
  (3) 加熱調理する場合は、食品の中心部まで十分に加熱(中心温度が75℃、1分以上)しましょう。
  (4) 生肉を焼くためのトングや箸(はし)と食べる箸は別のものを使用しましょう。
  (5) 調理の際の包丁、まな板や食器など、調理器具は、消毒をするなど清潔に取り扱いましょう。
  (6) 動物に触れた場合には、きちんとせっけんで手を洗いましょう。
  ※下痢や腹痛、発熱等の症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

感染症流行の警報・注意報

平成28年4月(14週から17週:4月4日から5月1日)に県内で発生した警報および注意報はありませんでした。



関連データ

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